
NLP(Neuro Linguistic Programming(神経言語プログラミング))という心理学では、学習の4段階の説があるそうです。(ちなみに、私は、NLPに対しては無学です)
これは、人が、何かを学習するには、4段階のプロセスがあるというものです。つまり、
第1段階が、無意識、無能
特に本人は、ある学習対象について何も意識していないし、それに対する能力もない。
第2段階が、有意識、無能
ある学習対象につき、意識、興味があり、習得したいが、それに対する能力はない。(できない)
第3段階が、有意識、有能
ある学習対象につき、意識すれば、それをすることができる。
第4段階が、無意識、有能
ある学習対象につき(もはや学習対象ではないかも知れないが)、意識しないでも、無意識にそれをすることができる。
ある種の「習慣」もこの第4段階と言うことができるだろう。
第1段階は、無知無能状態ですので、そのことを意識することなく、ある意味では、悩みもなく幸せな状態とも言える。
第2段階は、一番苦しい段階。
あれがしたい。これもしたい。こうなると良いのに・・・・・・。思いがあるが、それができていないので、不満や不安となる。
第3段階は、ようやく努力の甲斐があって、意識すれば(頑張れば)できる段階に到達した状態。
第4段階は、意識しないでもできてしまう状態・・・職人技、熟年技・・・・・
昔イチロー選手が、TVのインタビューで、相手のピッチャーの配給(次にどんな球を投げてくるか)を考え、ピタリと考えが的中して、ホームランを打つことができたときはとても嬉しいと言っていた。
まさしく、有意識、有能で、成果を上げることができた状態だと言える。
ところで、イチロー選手のインタビューはさらに続く、但し、何も考えないで、バッターボックスに入り、自然体で、構えて、来た球に自然に身体が反応してホームランが打てたときは、最高に嬉しいと。
大舞台で、無心に自然の身体に反応に任せて大きな成果を上げる。まさに、プロ中のプロだと言える。
しかしながら、プロ中のプロになるためには、やみくもに無心で練習すれば良いかというと多くの場合、決してそうではないだろう。
多くの課題(特に難しいモノ)を習得するには、まず、有意識有能を目指すべく、意図的に、意識を強く持つこと、頭だけでなく、身体や心の深いところへ植え付けるようなイメージを持ちながら、意識することが大切だ。
つい、なにげなく、動作をするのではなく、毎秒毎秒、何事も目の前のことに意識を集中して、意識しながら、行うことが大切である。まず、呼吸の仕方や身の回りの音や見えるものから集中してみよう。
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posted by itoh_gyosei at 00:16|
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