
前回の起業ブログ、第4回目のテーマは、
「お金の使い方」でした。
ビジネスにおいて、お金の使い方が大切である話をしました。
ビジネスとは、お金を使って、価値を創り、それを売ること
だからです。無駄遣いはいけませんが、けちることで、価値が
創れないのであればビジネスをやっている意味がありません。
また、同じような商品やサービスにおいて、単に安いものを
選ぶのも危険です。
高い方、安い方、それなりに理由がある場合が多いからです。
その理由を知り、しっかり納得してから購入先を決めることが
ビジネスでは大切です。
さて、今回は、起業とお金に関する重要な話の第2弾です
(2)値段の決め方前回、値段の高い、安いには、それなりの理由があると言いました。
では、その理由に基づき、値段を決める方法を考えてみましょう。
理由とは、その値段でお客さんがあなたのサービスや商品を
買う理由です。その理由に基づき価格を決めて、それで売れれば
その理由があっているということになりますし、それでは売れない
のであれば、理由が間違っているからです。
では、その理由をどうやって考えて行けば良いのでしょうか?
@市場価格から±α で考えるあなたの商品やサービスに似たものの値段から考える方法です。
ここで、あなたの商品やサービスが斬新なものである場合に、
「似たものがない」と考えるのは早計です。
どんな人にどんな価値を提供するのか?
それはどんなものと競合するのか?
考えることによって、適正な価格が見いだされるものです。
ここで大切なのは、あくまで、こちらの事情ではなく、
お客さんの立場で考えることです。
さらに±α部分は、自社のビジネスモデルや客層などを考慮して
値段を考えます。
市場より割安にして集客する方法
市場より価値のあるものを提供して割高で選客する方法
等々・・・前回、値段には理由がありますと言いますが、
その理由が、顧客が納得できるものであることが大切です
A当社の事情で考えるあなたの商品やサービスの原価に、この商売であなたが
生きて行くために、必要な利益を加算して金額を決める方法です。
この方法では、市場を全く無視していますので、
高すぎて売れない。逆に 安すぎてもっと高くしても売れる
の現象に陥るリスクがあります。
B@とAのバランスで考える結局、@を中心に、Aで検証をしながら、価格を決めることが
現実的であると言えます。
ブルーバード行政書士事務所
井藤真生
posted by itoh_gyosei at 00:00|
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