2014年02月28日

規約は必要最低限にするか、もしかのことを考えたくさん盛り込むか


規約を作る際に、2つの考え方があります。

「もしかのこと」を考え、想定しうるできる限りのことを列挙し、

かつ、「それ以外の場合のすべての場合」のように、とにかく、

なんでも盛り込むことで、万が一の紛争に備える。


規定することは最小限に押え、明確に表示することで

規定した内容の徹底を図る。

運用重視の考え方。


両者はどちらが良いかとは一概には言えません。

前者の場合、内容が多くなればなるほど、あまり読む人はいない

規約となることが考えられます。むしろ、読まれることは

あまり想定しておらず、紛争の場合に自社が有利に動けるように

するための拠り所としての規約の意味合いが大きいでしょう。


後者の場合は、とにかく、守って欲しいことを明確にすることで

利用者が「知らなかった」と言うことがないようにする。

もしかの場合より、より、現実的な日常に対応した規約の意味が

大きいでしょう。日常的に発生する問い合わせやクレーム対応の

拠り所としても向いています。



どちらにするか迷うところでもありますが、

3つめの方法もあります。

それは、両方とも作ることです。










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(契約書・規約文書の作成、活用としくみづくり支援 専門)
愛知県豊田市 井藤行政書士事務所
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タグ:規約の作成
posted by itoh_gyosei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 規約、会則、定款、文書
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