顧客の為にだけを考えている人が不安になる時、
それでいいんだと自信を与えてくれます。
ギバー(人に惜しみなく与える人)
テイカー(真っ先に自分の利益を優先する人)
マッチャー(損得のバランスを考える人)
どの人が、仕事の世界でうまく行っているのかを、調べ、学術的に、
論理的に述べた本です。
本書に寄れば、恐るべき結果が出ているそうです。
最もうまく行っていない層は、ギバーだそうです。
では、最もうまく行っている層は、・・・・・どのグループでしょうか?
それが、驚くべきことに、やはり、ギバーなのだそうです。
そう、ギバーは、実績が出るのには時間がかかるが、
本当に大きな実績を上げているのは、ギバーなのです。
また、本書の前書き部分には、
そもそも仕事と言うのは、「自分以外の誰かのためにするもの」だ。
「仕事」は「趣味」とは違うだけの話だ。たとえば、「釣り」は趣味だ。
自分が楽しければいい。ところが「漁師」となると、それは仕事だ。
人のために新鮮で安全な食料を安定的に供給しなければならない。
魚を買ってくれる他者のためにならなければ仕事にならない。
ささやかであっても必ず誰かのためになるから、仕事として成立する。
この意味で、趣味は仕事ではない。当たり前の話だ。
また、テイカーのことを
自分のことしか考えない人はそもそも仕事に向いていない。
ひたすら自分のことしか目が行っていない。これは趣味である。
仕事ではない。そもそも仕事の評価は自分でするものではない。
と評しているのは痛快だ。
本書に登場してくるギバーたちの物語は、読んでいて気持ちが良い。
ただひとつ気をつけなければならないことは、
ギバーは、決して、道徳心が高い善人ではないことだ、
彼らにとって、その行為は 普通であって 楽しみであることである。
それは、ひとは もともと ギバーでできているようで
ひと本来の働きを 素直に 発揮しているのが ギバーなのだろう。
「輝く個性。価値あるビジネス。充実の人生。」を応援しています。
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愛知県豊田市 井藤行政書士事務所
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