契約において一番大切なことは？
の質問については、
いつも、「誰と契約するか」ですと応えています。
そうすると「な〜んだ」と言われてしまいそうですが、本当です。
契約とは、法的な約束のことですが、
もう少しポジティブにとらえると
契約とは、誰かと誰かが、ある目的のために、新しい関係を創造
することを言います。
例えば、彼女との大切な日に、美味しいディナーを食べたい。
法的に言えば、好みの店と食事の売買契約をすることになる訳ですが、
当然、その売買契約を結ぶ為には、彼女との大切な時を素晴らしいも
のにしたいと言う目的がある訳で、その目的を達成するのにふさわしい
店を選ぶことでしょう。
その目的を達成するのにふさわしい店とは、味に加え、店の雰囲気や
店に対する総合的な信頼により評価しているのではないかと思います。
と言うように、契約で大切なことは、相手を選ぶことです。
では、契約を結ぶべきでない相手とはどんな相手でしょうか？
１）相手を騙そうとしている人。法を悪用しようとしている人
詐欺行為です。犯罪ですが、巧妙な手口も多いので注意が必要です
また、よりたちが悪いのが、合法的な詐欺まがい行為です
そんな人には近寄らないことが賢明です
２）全く自分勝手の人。契約を守る意思のない人
契約を自分勝手に解釈する。そもそも契約を守る意識のない人
巧妙な詐欺とは違い、裁判をすれば勝てる可能性はありますが
そのような相手と取引をした経済的、時間的ロスを取り戻すのは難しい
でしょう
３）自分の利益ばかりを考えている人。不公平な契約を押し付ける人
このような人と新しい関係を創設しても、こちらの目的が達成できる
可能性は低いでしょう。他に適当な相手がいなくて仕方なくした契約
であれば、なるべく早く、契約を終了させ、より、協力関係の持てる
人と契約を結ぶのが良いでしょう
４）ルーズな人。忘れっぽい人。契約が守れない人
けっして、人物的には悪い人ではないかも知れませんが、決めたことが
守れない人とは、契約をしても、その目的を達成することは難しいと
思われます。
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