2011年03月25日

日ベースの資金繰り表、月ベースの資金繰り表


「資金繰り表」を付けましょう。
と言うと難しく聞こえるかも知れません。

しかし、誰もが少なからず、今後の収入と支出を予想し、お金が
足りるかどうか検討していると思います。
もし、現金が足らなくなることが分かれば、預金を下ろすでしょ
うし、あるいは、支出そのものを控えるかも知れませんね。

「資金繰り表」とは、このような資金の増減の予定をまとめたも
のであり、決して、難しいものではありません。

「資金繰り表」を上手に作るコツは、できる限り、先まで予定が
埋められることです。
意外と神経質な人が「資金繰り表」を付けると、細目まできっち
り金額を合わせたがったり、あるいは金額が確定するまでは、計
上しなかったりすることがあります。
しかしながら、このような細目にこだわりすぎることは、「資金
繰り表」の目的からすれば、むしろ、障害となります。

なぜなら、「資金繰り表」とは、大凡資金はどの程度で推移する
か、あるいは、究極のところ、足りるか足りないか?
例えば、今日、○○円出費しても、当面困らないかどうか?など
スピーディに判断するためのものであるからです。


日ベースの資金繰り表とは、文字通り、毎日の現金や預金の予測
増減と残高を記帳するもので、言わば、未来版の出納帳です。
日ベースの資金繰り表を付けることで、近い未来を見通そうとす
る姿勢が養われます。
未来から今を見ると言っても良いでしょうか。

一方、月ベースの「資金繰り表」とは、月全体の収入と支出を予
想して集計したものです。
月ごとの推移を予測することで、資金計画の作成のための大切な
ツールとなります。


例えて言うならば、
月単位の「資金繰り表」は、計画表。全体図であり。
日単位の「資金繰り表」は、実際に運営を行うためのメーターの
ようなものだと思います。


「資金繰り表」を付けて、一歩でも二歩でも、先回りした事業経
営をして行きましょう!



井藤行政書士事務所では、会計記帳代行とパソコン会計導入支援を
行っています。「資金繰り表」の作成もバッチリ支援します
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posted by itoh_gyosei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 役立つ豆知識
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