2026年07月17日
人間は親しくならない方が良い
人は出会うと、相手のことをもっと知りたいと思う。
どんな人なのか。
何を考えているのか。
何を感じているのか。
「知りたい」という気持ちが、人と人を近づける。
しかし、不思議なことに、知れば知るほど熱は冷めていく。
知らなかった頃は魅力だったものが、知ることで当たり前になる。
さらに知り合うと、価値観の違い、考え方の違い、人生観の違いが見えてくる。
そして、人は気づく。
相手と魂が共鳴し、一つになれると思っていたのは幻想だったと。
どれだけ親しくなっても、相手は相手であり、自分は自分である。
互いの世界が完全に重なることはない。
その現実を知るほど、人は失望し、苦しみ、しがらみを抱えていく。
だから、人間は親しくならない方が良い。
知らないから惹かれる。
知らないから尊重できる。
知らないから会うことが楽しみになる。
人間は、相手を知ろうとする。
そして、知れば知るほど、一つになれないという現実を知る。
それでも、人はまた誰かを知りたいと願う。
魂の共鳴を求め、一体になれる誰かを探し続ける。
それが、人間の性なのである。
ブルーバードビジネスデザイン株式会社
posted by itoh_gyosei at 00:00| 事業経営