2020年10月20日

<第3621回> 起業ブログ2020 第6回 決断と覚悟

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前回の起業ブログ、第5回目のテーマは、「値段の決め方」でした。

 商品やサービスの値段は、市場すなわち、あなたの
お客さんにとっての価値から決められるべきものです。
お客さんの立場を想像して提案するものです。
ここで大切なのはお客さんの立場になっての提案であって、
けっして、単にお客さんの言い値に従うという意味ではないことです。
 また、値付けにおいて、自社の都合すなわち採算の裏付け
のチェックは当然必要ですが、原価に利益を足しただけの
値付けでは、的外れの場合が多いでしょう。
どうしたらお客さんにとっての価値を大きくできるか?
を考えることが大切です。
値段と提供する価値は必ずセットで考えるべきものです。

さて、今回は、「決断と覚悟」に関するお話です。

ビジネスで大切なのは決断
 上記の値付けの話も、最終的には、自社で決断して
決めるものです。図らずとも、お客さんの言いなりに
ならざるを得なかった場合でさえも、その言葉に従うと
決断をしたのは自分自身です。
従って、一旦決断したら、文句は言わず、覚悟を決めて、
決めた内容で最良の結果となるようにまい進すること
が大切です。このことを言い換えれば、後で、
まい進できないようなことは、決断しては行けない。
つまり、決断とは、自分の心との約束です。

ものごとを決断する場合には、
いろいろと情報や資料を集めたり、あるいは
他者から助言を得たりする場合もあるでしょうが、
最後は自分で決め自分で責任を持つ必要があります。
その場合の相談相手は自分の心です。
自分の心がOKすることを決断しましょう。
その為には、常日頃から心に余裕を持ち、
心を研ぎ澄ましておくことが大切です。

決断したことには覚悟を決め、新しい世界を楽しみましょう
 さて、決断したからには、それまでのことは忘れ、
未来のことにまい進しましょう。「さあやるぞ!」と
覚悟を決めることです。覚悟を決めると不思議なもので、
新しい出会いがあったり、新しい出来事が起きたり、
見える世界が変わって来るものなのです。
さあ、新しい世界で、めいっぱい活動しましょう。


ブルーバード行政書士事務所
井藤真生

posted by itoh_gyosei at 00:27| 起業相談