2017年11月27日

美容院、美容室、サロンの面貸しと業務委託契約書


094858.jpg

美容院を経営されている方より、いわゆる「面貸し」契約書と

「業務委託契約書」の作成の依頼を頂く場合があります。

何れの場合も、美容院が、美容師などを従業員として雇うのではなく

独立した個人事業主に対して、美容院の設備を貸す(面貸し)契約と

独立した個人事業主に対して、業務を依頼する契約であることが

特徴です。

なお、これらの契約を実質雇用契約の経費節減(残業代、労働保険料、

社会保険料)の為に用いることは違法ですので注意してください。

適正な「面貸し」契約や「業務委託」契約とする為には、まず、

美容師などの相手の方が自営業者(フリーランス)であるとの自覚が

必要であり、自身で開業届を出し、確定申告を行う意思があることが

大切です。

「面貸し」契約においては、美容師の方の意思に基づき、設備を

貸し出し、顧客からの売上は美容師の収入とし、その為に要した

場所、設備、備品等々の費用を美容院側が徴収する契約にすること

が一般的でしょう。

一方、「業務委託」の場合は、何をどのように委託するのか、

業務を委託した場合の料金の計算の仕方を明確にしておくことが

大切です。

何れの場合も、何時から何時まで勤務することを強要したり、

時給で給与を支給したりする場合など、実質的に、美容院の

指揮命令下にあるような場合は、契約書の名称に係らず、実体から

雇用契約となりますので、注意が必要です。


さらに、契約内容として、大切なことは、クレーム対応などに

おける責任分界点の明確化です。

現実問題として、想定される全てのことを網羅することは難しい

ので、そのような場合は、決め方を明記しておくことが大切です。

例えば、別紙価格表にない業務を甲または乙が希望する場合は、

事前に甲乙協議の上、文書にて価格を決定するなど。














hon.jpg




===============================================

【起業支援アドバイザー、法人経営コンサルタント】
愛知県豊田市 井藤行政書士事務所
URL http://www.itoh.fullstage.biz/
ツイッターはこちら
http://twitter.com/itohmasao
フェイスブックはこちら 
http://www.facebook.com/itoh.gyosei

【社員教育、生涯教育、人材活用コンサルタント】
「イキイキ働き豊かに生きる」NPO法人ブルーバード
URL http://bluebird.or.jp
フェイスブックはこちら 
https://www.facebook.com/bluebird.org

==============================================


posted by itoh_gyosei at 00:00| 契約書、法律