2016年02月11日

「工事の施行」それとも「工事の施工」どちらが正しい?


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ある会社さんの設立を受任しました。

私が作成した定款の目的欄のひとつに

「土木工事の施行」というのがありました。


すると、登記を依頼した司法書士の先生より

辞書でも調べたのだが、工事の場合は、

「施工」が正しいのではないか?


とのご指摘を頂きました。


うーん。そう言われてみれば、何気なく使っていたが、

施行ではなく施工か?

いや、工事の施工って言うか・・・・・?????



と、自分が多分あっているだろうとは思いながらも、明確な根拠が

説明できなかったので、しっかり調査。

法律文書には、「工事の施行」という言葉が通常使われている。

そうか、「工事をする」の意味では、「工事の施行」だろう。

また、工事をすることを「施工」と言うのだろう。


定款の事例を調べてみると

「工事の施行」と「工事の施工」は同様にあるようであった。


であるならば、やはり、「工事の施行」で行こう。

「工事の施工」では、「夕食を食べる」みたいな二重言葉

だと思うからだ(笑)。
 






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posted by itoh_gyosei at 00:00| 規約、会則、定款、文書